報道カメラマンが望遠レンズを使う一つの理由

    

少しの間、ブログの更新を停止しておりましたが、16日まで色々と(写真に写っている関係の取材で)動いています。
いつもは忙しくとも帰宅してから少しはパソコンに向かう時間はあるのですが・・・。ここのところ出張などでプライベートでパソコンを触る時間は皆無でした^_^;

今日は少し落ち着き、こうして書いています。

国政の取材となると夏が多いので基本は暑いイメージしか浮かんでこないのですが、久々というか初めてというか、今回は真冬。いや~寒い寒い。
取材って聞くと動き回っているイメージが多いと思いますが、実際はじ~~~っと待っている時間が非常に多いんです。

政党のトップや総理とかが来る街頭演説なんかだとNHKのクルーは1~2時間前ぐらいからスタンバっています。これが夏なら待っているだけで暑くて体力が奪われます。場所取りで早めに皆さん来るわけですから、基本はその場に留まっていないとダメ。2時間直射日光をじ~~~~っと食らったら結構疲れます。それも毎日^_^;

冬なら良いかと思えば、そうでもない。
東京ならまだ雪が降って無いですけど、東北地方や関西などでは既に雪が降っていますからね。1~2時間もじ~~~~っと待ってたら東北なら埋まりますよ本当に・・・。

夏は速乾性の下着が重宝するんですが、冬は暖かい下着がもちろん重要。
以前書いたと思いますが、寒さ対策は登山用品が最適。ユニクロのヒートテックの比じゃないです。私がメインで使っているのはモンベルのスーパーメリノウール関係の下着。高いのであまり枚数は持っていないのですが、これを着回しています。

カメラやレンズの話を少しすると、レンズは長玉がメインになります。お偉いさんが来る場合には警察の警護が付きますし規制線が張られます。ですの被写体までの距離が自然と遠くなるんです。
フルサイズですと200mmでは到底届きません。
私が一番多く使うのは200~400mm F4のレンズ。このレンズは軽いのにキレが良くて素晴らしく快適に使えます。もちろんヨンニッパと比べてしまうと劣りますが200mmまで引けるのと、ヨンニッパよりも断然軽い!手持ちでも結構イケます。基本は疲れるので一脚使いますが・・・。

ニコンD4を使うようになってありがたいのが、連射性能とバッファ枚数の向上と読み込み速度の向上。そして多少の雨や雪はものともしない頑丈さ。
とにかく連射することが多いのでバッファが一杯になって途中でシャッターが切れなくなるのが一番怖いのですが、その心配をほとんどしなくて良いのが嬉しい。

あと、200-400mmのレンズを使っていても被写体が遠い場合があるのですが、そんな時はクロップ撮影。Lサイズで撮影しておけばある程度何とかなります。これは本当にありがたいです。

今回の取材ではD4と200~400が大活躍中。
信頼出来る機材とともに仕事が出来るのは本当にありがたいことだと痛感しています。真冬の激しい静電気でもデーターが飛ぶことなく優秀なメディアカードにも感謝です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Orcaのアバター Orca 管理人

Nickname : Orca   
Gender : man 
My job : Photographer,Drone Pilot

CERTIFICATION
アドビ認定Photoshopエキスパート(ACE)
JUIDA無人航空機操縦士
第二級陸上特殊無線技士
アマチュア無線技士

プロフォトグラファー歴20年になります。ブログ歴は15年。写真やドローン関連を中心に気になる情報を備忘録として書いております。
d.bibouroku@gmail.com

コメント

コメントする

もくじ