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家を建てる場合は液状化現象の地盤対策を!

つい先ほど、宮城県沖で地震がありました。東京でも30秒ほどの揺れを感じましたが、宮城県の女川町なでは6強とのこと。まだまだ余震が続いていることを実感しています。

今回の東日本大震災では津波被害があまりに甚大な為、液状化現象の被害があまりクローズアップされて来ませんでした。
最近になって、やっと浦安市などの液状化現象が問題視されてきたようです。


いくつもの地震被害取材をしてきた経験から言うと、日本での被害で一番多いのは液状化現象かと思います。
言葉を選ばないと誤解を生むかもしれませんがあえて液状化現象対策がもっとも大事だと言いたいと思います。


海外の場合では耐震化された住宅の方が少なく、上層部の重みで1Fがつぶれる被害が多いのですが、日本の場合は耐震化された住宅が多く、直下型の大地震でない限りは、多くの被害は液状化現象によって発生しているように感じます。

今回、東北だけでなく千葉県や茨城県の被災地にも取材に行きましたが、津波被害以外で問題だったことの多くは液状化でした。

最近の日本の住宅は耐震化がしっかりしており相当な揺れでも潰れる事はありませんが、地盤の問題である液状化に対してはガッチリと対策していない場合が多いようです。


私もつい数年前に家を建てた関係で地盤の本などを数冊読み液状化現象の対策を施しました。

一番の対策は、その土地がもともと何であったのか。それを知ることが一番重要です。
埋立地の場合は、やはり液状化の可能性が高くなりますし、もともと川であった場所や、田んぼだった場所も液状化の危険性があります。

ですので私が土地を買う前に調べたことは、古地図を使って昔何の土地であったかを調べることでした。

また、各自治体ではハザードマップを提供していますので、そのマップに掲載されている情報を元に洪水など別の災害に対する危険度を調べておくことも大事だと思います。


実際に土地を調べてみて、液状化対策が必要である場合には施工会社と相談の上、予算内で出来る対策を見つけることが必要かと思います。

一番多い対策は表層地盤改良工法と杭基礎だと思います。
液状化の危険性があまり無い場所も含め多くの現場で実際に行われている対策でもあります。

しかし、液状化の危険性がある場所では、表層地盤改良工法・杭基礎ともに、通常の方法よりも念を入れて行うことが必要だと思います。
ただ単に施工会社が、うちは表層地盤改良工法やってますから大丈夫です。と言っただけでは実際にどのような改良を行ったのか分かりませんから、詳しく調べてみる方が良いかと。

表層地盤改良工法

地面の表層部分を固化剤などを使って固める工法。どの程度までの深さを固めているかが重要。地盤の特性によって工法や深さは異なるようです。

杭基礎

通常どの建設現場でも行われている工法で、地面に杭を打って地盤の安定を図る。ただ液状化の可能性が高い地盤では、杭の本数や深さが重要になってくるようです。



また、横浜市などではドレーンパイプ工法という方法を考案しているようです。一般では間隙水圧消散工法と言われている工法だと思うのですが、直径5~10�の水抜き管(多数の小さい穴があいているパイプ)等を、50~120�の間隔で地盤中に埋め込むことで大地震時に上昇する地盤中の水圧をこのパイプ内に流入させて、液状化の原因となる地下水圧 の上昇を抑制するそうです。

詳しくは横浜市消防局ホームページへ


最近よく言われている締め固め工法は騒音が大きいことや経費の問題から戸建ではあまり行われていないようですね。
いずれにせよ、これから家を建てられる方などは、しっかりと地盤に関しての知識をつけた上でしっかりと液状化対策をされることをおすすめします。

どんな工法も完全ということは無く、あくまでベターな選択になるかと思いますが、地震列島に住むならばベターの選択をしておくことが大切だと思います。






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