私はシャッターの名人だった。その理由は・・・ 「ロベール・ドアノー」の言葉

前回ご紹介しきれなかった「ロベール・ドアノー」の言葉です。
私はシャッターの名人だったが、というのも、いつも被っていたベレーでレンズを覆い、1/25秒のシャッタースピードを出すことが出来たからだ。非常に難しい技だった。
出典:『写真術』ポール・ヒル/トーマス・クーパー著

ロベール・ドアノーに関しては、以前

https://digibibo.com/blog-entry-866.html
こちらのエントリーでもご紹介しましたが、非常にストイックな一面も?

いや写真家なら誰でもストイックな一面はあるのでしょうね。

今回の言葉は、デジタル時代にあって、原点に帰る事が出来る魔法のような言葉かも。
ベレー帽でシャッターを切っていた時代だったのですね。
今、手動でシャッターを切るといえば花火の時ぐらいでしょうか?

少なくとも、私は花火の時ぐらいしか手動でシャッターを切りません。ですが1/25秒でいつもシャッターを切れるかと言えば・・・。

う~~~ん。まさに職人技。
オートフォーカスになった時には、マニュアルフォーカス時代の方々に、誰でも写真が撮れるようになったなぁ~。なんて言われたものですが、手動シャッター時代の人から言わせてみれば、シャッターが自動なんて、簡単に写真が撮れるようになったもんだ!なんて言われそう(~_~;)

誰の言葉だったか、ちょっと今は思い出せないのですが、撮影現場に行ったらレンズ無かった!!!
つまり忘れてしまったわけですが、そのとき、レンズの代替として使用したものとは?

その写真家は自分のメガネをカメラのレンズ代わりにして撮影したとか。

スゴイ!!!

後になって、良くメガネのレンズで撮影できましたね?とインタビュアーが聞いたら、「私は自分のメガネレンズの焦点距離を知っていた」と答えたとか。

電池を忘れたら撮影出来ないデジタルカメラ時代では到底考えられない話ですが、そんな時代は実は100年~140年程度前の話だと考えるとカメラの進歩って著しいですね。

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