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色順応とデジタルカメラのホワイトバランス設定について

最近噂ネタが続いているので、ちょっとまじめな話を・・・。

昔も書きましたが色順応とデジカメのホワイトバランス設定について改めて考えてみようと思います。
ただの独り言だと思って読んで頂ければ幸いです。

まじめに読むような内容ではありませんので・・・。
というか、読まないほうが良いかもしれません。自分の備忘録というか・・・。
読んだ結果、時間の無駄だったと嘆いてもコメントしないでくださいね。暇で暇でしかたが無い方はどうぞ。




色順応のことを書く前に暗順応と明順応について軽く触れておきます。

私たち人間の目は明るい場所でも暗い場所でも物が見えるように出来ています。
暗い場所から、急に明るい場所に出たときは、眩しくて最初は目が開けられない状態になったりしますが、しばらくすると目が慣れて普通に見えるようになります。
これは「明順応」といわれる現象で、7分ほどで完全に働くといわれています。

ただ7分というのは完全に回復するまでの時間でしょうから、実際には数十秒~分程度で問題ないレベルまでには回復しますよね。トンネルから出た瞬間は明るくて一瞬何も見えなくなりますが、数秒後にはハッキリ見えるようになりますから。



一方、明るい場所から暗室のような暗い場所に移動すると最初は何も見えませんが、時間が経つとだんだんと物が見えてきます。
これを「暗順応」といい、30分ほどで完全に働くといわれています。


「暗順応」の方が「明順応」よりも時間がかかるのは実際暗室作業をされたことがある方は経験済みですよね。
この30分という時間は経験則から言っても、確かにそんな感じかなぁ~と思います。まあ15分ほどすれば、かなり順応してきますが完全に順応するには確かに30分ぐらいかかりそう。


前置きが長くなりましたが、 このように人間の目は、その環境に適用できるように自然と調整されます。それはみなさまも経験則からご存知でしょうから書く必要は無いかも知れませんが、時間とともに順応していくという点を強調したかったのであえて書きました。


で、本題に入りますが、これは明るさだけに言える事ではなく、色に関しても同じ現象が働きます。




高かった色見台が半額程度になっていました。円高の影響でしょうか。

4~5年前からと比べると色見台が非常に安くなっていますね。
印刷現場で正確な色評価するために必要な色見台ですが、個人的にも購入している人を多々見かけます。


「イメージプロ5000」という色見台が4~5年前は実勢価格は24万円ということで欲しくても買えない^_^;
イメージプロ

少し簡易的な色見台として日本平版機材の「PDVシリーズ」というのがあったのですが、こちらは製造中止になっているようで手に入りません。
PDV


ですが、TAKEさんで「colorMaster 2 DI カラーマスター2 DI」が円高還元セールで台数限定・特別価格158,000円で販売されていました。
今も販売中。



これっておそらく「イメージプロ5000」の後継機なんじゃないかなぁと。
数年前では実勢価格は24万円だった商品が台数限定とはいえ16万円で手に入るなんて円高って凄い。



adobeRGB領域の対応モニター(CG243W)で困った現象

今更ながらの内容なんですが、ふと思ったのでメモ的に・・・。

個人的にはOSはWinのXPでCG241Wのモニタを使っていて、仕事ではCG243Wを私はメインにして使っているのですが、両方ともに一応adobeRGB領域を一応カバーできるモニタになってるんですね。


で、モニタのキャリブレーションをするときにナナオが出している「ColorNavigator」というソフトを使うわけですが・・・。

設定項目に
・色再現域
・輝度・白色点
・黒レベル
・ガンマ
の各項目があります。

で、今回の話の肝になるのが最初の「色再現域」です。
ここでは、




FM 100 Hue Testでパーフェクト\(^o^)/

おらひ日記帳」で知った、色差識別カラーテスト「FM 100 Hue Test」(Online Color Challenge)


色の違いを判断するテストですが、ΔEのことを存知の方なら、ご存知のテストかな。

テストの存在は知っていたのですが、yukinyaaさんのブログで拝見して、早速テスト!

テストを行いたい方は、おらひ日記帳のリンクからどうぞ♪


「おらひ日記帳」
・FM 100 Hue Test
http://yukinaa04.exblog.jp/13038336/


どういったテストかと言うと、下のような画面が出てきまして、自分でバラバラになっている色のパーツをグラデーションになるように並び替えるものです。

下のは既に並び替えたもの。




並び替えた後に、テストボタンを押すと結果が以下のように出ます。




BOCO塚本さんの「そうだったのか!デジタルフォトの色」が10回目を迎えていました。

BOCOさんが玄光社のサイトで連載をしている企画なんですが、第一回目から楽しみに読んでおりました。

更新頻度が低いため(笑)忘れた頃に新しい記事がUPされるのですが、本日見てみたら10回目の連載記事がUPされていました。

今回のタイトルは
「液晶モニターに適切な室内照明とは?」

過去の記事は以下のような内容になっていまして、一応リンクを貼っておきますので、興味のあるタイトルへどうぞ。

 




今回の「液晶モニターに適切な室内照明とは?」では室内の環境光を計測するのに露出計を使っているのですが、その露出計のEV値から照度を求める換算表が紹介されています。

これは計算が苦手な私にとってはとても助かります(^^♪

他の連載の内容も、デジタルをはじめたばかりの方にも分かるように優しく解説してくださっていますよ。

【 EV → lx 換算表 】 EV値から照度へ換算(計測には露出計の平板受光部を使用)

【 EV → cd/㎡ 換算表 】 EV値から輝度へ換算(計測にはスポットメーターを使用)

 




この次の連載は来月か2ヵ月後ぐらいかな?
楽しみにしております。



日本印刷産業機械工業会から出ている印刷産業用液晶カラーモニタ標準化作業報告書

個人的な備忘録ですが、一応公開にしておきます。

古い資料ではありますが・・・

平成18年5月に日本印刷産業機械工業会が発行したPDFですが、印刷物とモニタの色合わせの際の環境光のlxの考え方などが書かれていたので、今度時間があるときに読んで見ようと思います。

http://www.jpma-net.or.jp/in/2006colomonitor/colormonitor_repo.pdf




色温度によって視覚の許容範囲が変わってくる。ミレッドの計算式で求めます。

拾ったネタから脱出出来ない物かと昨今頑張っているOrcaです(笑)

で、本題ですがミレッドと言っても、聞きなれない言葉の方も多いでしょうから、ミレッドの簡単な解説をしますと、色温度の別名です。おわり。

詳しくはミレッドで検索してください(~_~;)

で、計算式なんですが、色々とサイトを見ているとややこしい説明が多いのですが、実は非常に簡単です。

たとえば5000K(ケルビン)のミレッド値を調べたいと思った場合は、

1÷5000×1000000 という計算をすれば良いだけです。 

電卓をたたけば一発で答えが出ます。

答えは200。


上記の計算式の5000という場所に、値を知りたいケルビン値を入れて計算すればミレッド値が出ます。

何で出るのか? そんなことは知りません(笑)

とりあえず、そういう計算式になっているみたいです。
アホな私にはそれ以上の解説は不可能です(~_~;)


で、問題なのは、ミレッド値を求めるにあたって、割り算を使用しているので、ケルビン値によって1ミレッドの差が大きく違ってくると言うことです。


なんだか難しい話になりそうなので、簡単に説明しますと
上記の計算式に当てはめて計算すると・・・

10000Kのミレッド値は100です。
10010Kのミレッド値は99.9です。

では

3000Kのミレッド値は333.3です。
3010Kのミレッド値は332.2です。


上記の答えを見て分かってもらえたでしょうか?

10000Kの時の10Kの差はミレッドで0.1です。

しかし、

3000Kの時の10Kの差はミレッドで1.1です。


11倍もの差が出来るわけです。


で、結局なにが言いたいかと言えば、人間の視覚で誤差が認識できるのは5ミレッド値程度と言われています。(諸説あり)

ですので、10000Kなどの色温度が非常に高い場合は多少の色温度の違いがあっても人間の目には分からないということです。

反対に、3000Kなどの色温度の低い値の場合は、ちょっとの違いで人間の目には色温度が違うことがわかってしまうという事です。



このことを頭に入れて、撮影したら少しは普段の撮影に役立つこともあるかもしれませんね!ということを書きたかっただけです(笑)


ミレッド値!分かって頂けたでしょうか?



演色評価数・Ra100が必ずしも良いとは限らない!?

ちょっと最近、ブログの内容が拾ってきたものばかりなので、少し真面目なネタを・・・。
また再度カラマネ関係の書物を読み返しているものですから、その中からカメラマンに役立ちそうなものを少し。


カラーマネジメントを考えるとき、そして環境光を考えるときは蛍光灯の演色性を気にしますよね。

最適な蛍光灯は昼白色の高演色性蛍光灯と言われる物で、平均演色評価数がRa99だったりと、Ra値が100に近い数字のものがほとんどです。

一般的に製品の紹介ページなどにはRaの数値が高いほど演色性に優れていると書かれています。
そして、100が最も太陽光に近い光だと説明されているものもあります。

ですが、ある条件の下での話であって、Ra100だから全ての色が太陽光と同じに見えるわけでは無いと言う事を知っておくのも良いかも。

そもそも、平均演色評価数を決めるときにはどうやっているのかを知ることが大事です。

演色評価数には「平均演色評価数」と「特殊演色評価数」というものがあって、一般的にRaで表示されるものは「平均演色評価数」のことを言っています。

下の図を見ていただければ分かりますが、No,1~No,8までの色が評価の際に使う色です。


演色

つまり、たったこれだけの(8色)基準色が太陽光と同じように見えるかどうかという点を表しているわけです。

なので、白熱灯がRa100と評価されるわけです。


カメラマンの方なら分かるでしょうが、白熱灯の下では人の顔などは赤くなってしまいます。ですが、Ra100なんです。

ですからRa99だからプリントの色が正確に見える蛍光灯!という言い方はちょっとズレていることになりますね。


で、この8色だけでは分からない!ということで特殊演色評価数(Ri)というものもあります。
上の図の下の列の色です。

特殊演色評価数は上の図の(No.9~15)の試験色・赤・黄・緑・青・西洋人の肌色・木の葉の色・日本人の肌色などの色を対象に評価するもので、数値も個々の試験色ごとに表示しています。

これ以上突っ込んだ話になると私も分からないので、気になる方は色彩研究所などのサイトでご確認ください^_^;


ひとつ言える事は、カラーマネジメントを考えたときにRaの数値だけで光源を選ばずに、分光特性や色温度などを総合的に考えて選んだほうがよいと言う事です。

写真の解説書などには「演色AAA」の蛍光灯を使いましょうと書かれているものもありますが、演色AAAであっても色温度が2700Kだったりするものもありますので気をつけてください。


プリントやモニタの色を正しく見るためには、演色AAAの蛍光灯で色温度は5000K前後のものがよりベターだと言われています。

ただ、メーカーによって分光特性などはことなるでしょうから、どのメーカーの何が一番良いか!までは私は知りません。




ヨドバシ本店でColorMunki(カラーモンキー)の実演デモ・8月1日と8月9日

話題の測色器「ColorMunki(カラーモンキー)」の実演デモがヨドバシカメラ本店のカメラ店とマルチメディア東館で行われるとのことです。

詳しい日程は以下の通り。


■カメラ館での「ColorMunki」実演デモ
【実施日時】8月1日(金) 16:00~20:00
【実施場所】カメラ館 2階

■マルチメディア東館での「ColorMunki」実演デモ
【実施日時】8月9日(土) 13:00~20:00
【実施場所】マルチメディア東館 2階 Macコーナー

詳細はHPへ
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/store2/849604.html#90762211


月刊プリンターズサークルで連載中の郡司さんのカラーマネジメントの極意

月刊プリンターズサークルで連載中の郡司さんの

「カラーマネジメントの極意」なる特集記事がありますが、

2007年7月号の
第1回「スミインキのインキ量がポイント」
から
第10回 RAW現像ソフトで差が付く色再現 (2008年4月号)

まで、ネットで公開されています。


10回までの連載の内容は

第1回 スミインキのインキ量がポイント
第2回 プロファイル乱用は事故の元
第3回 そもそもCMSとは――その考え方
第4回 色の最適品質とは何か?
第5回 ICCプロファイルはカラーマネジメントの核心世界
第6回 良いプロファイルとは
第7回 色を見る仕組みとは
第8回 世界初!! 広色域印刷lab入稿実験
第9回 印刷業界のためのRAWデータ/現像
第10回 RAW現像ソフトで差が付く色再現


記事内容が気になる方は下記アドレスから読めます。
http://www.jagat.or.jp/color_manage/


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